この記事は、知らない番号からの電話に、出るか迷う方に向けて書いています。離れて暮らす家族の電話が気になる方にも、向けています。
分かることは 3つです。詐欺の入口に電話がどのくらい在るか、機械が先に出る仕組みに何が在るか、任せても残る弱い所は何か、です。
2026年10月7日 に、警察庁・Apple・Google などの公の文を開いて確かめた事を書きました。
当社は、ここに挙げる機能や機器を、試していません。公の資料をまとめた記事です。名前を挙げた会社や役所が、この記事を確かめた物ではありません。
書くきっかけは、ABEMA Prime の公式の YouTube チャンネルに出た、案件詐欺を取り上げた番組です。当社が読めたのは、題と説明欄だけです。番組の中身は、写していません。
詐欺の最初の接触の約 8割は、電話
警察庁は、2026年6月5日に、令和7年の特殊詐欺の確定値を出しました。認知件数は 27,832件、被害額は 約1,423.1億円です。
同じ資料に、犯人が最初に使った手段の割合が在ります。電話が 78.8% で、警察庁は「電話による欺罔が約8割を占める」と書いています。
警察が把握した、特殊詐欺が疑われる電話(予兆電話)は、令和7年に 331,653件でした。1か月に 27,638件の平均です。
犯行に使われた電話番号は 123,138件が報告され、そのうち 92,996件が国際電話の番号でした。
この数字は、特殊詐欺の話です。SNS 型の投資詐欺・ロマンス詐欺は、別に 15,168件が数えられていて、入口は SNS などです。電話の備えは、そちらには届きません。
きっかけの番組が扱った詐欺の入口が、電話だったかどうかは、当社は確かめていません。
知らない番号に、人が自分で出ると何が起きるか
警察庁の同じ資料は、警察官をかたる手口が増え、20代・30代を含む広い年代に被害が広がった、と書いています。
そのうえで、「犯人側と接触してしまえば、誰もがだまされるおそれがある」としています。気を付けていれば平気、という話ではない、という事です。
資料は、機械的・自動的な仕組みで、犯人からの接触を断つ事が重要だ、と続けています。人が出てから見分けるのではなく、人が先に出ない という考え方です。
画面に出る番号も、当てにできない事が在ります。警視庁は、代表電話などの番号を偽って表示させる手口が在る、と注意しています。
すでに在る「機械が先に出る」仕組み
スマホに入っている機能
- iPhone: Apple の説明では、連絡先に無い番号の着信に「通話の理由を尋ねる」を選べます。着信音を鳴らす前に、発信者に理由を尋ねます
- Google Pixel: Google の説明では、通話スクリーニングが発信者と用件を確かめ、返事を文字で表示します
Google の説明では、自動で働く国は、米国・カナダ・英国・アイルランド・オーストラリアです。日本は、着信のたびに自分で押す形だけです。
Apple の説明には、ローミング中は働かない事と、通話料やデータの料金がかかる場合が在る事が、書いてあります。
固定電話の機能と機器
警察庁は、防犯機能付き電話を紹介しています。着信音が鳴る前に、録音する旨の警告を自動で流す機能や、通話を自動で録音する機能が在ります。
相手の番号を表示するサービスと、非通知の電話に音声で応えるサービスも、紹介されています。NTT 東日本・西日本が、70歳以上の方などに無償で出している、と在ります。
国際電話の着信は、国際電話不取扱受付センターに申し込むと、休止できます。警察庁の資料では、固定電話・ひかり電話が対象で、無償です。
番号の一覧で止めるアプリ
警察庁は、基準に合う無料のアプリを「警察庁推奨アプリ」として認めています。国際電話の番号や、犯行に使われた番号の着信を、止めたり知らせたりします。
これらは、番号の一覧で止める仕組みです。用件を聞き取る仕組みとは、別の物です。
AI エージェントに任せると、変わる事と、残る事
変わる事
- 最初に声を交わすのが、人ではなくなります。急がせる言葉を、その場で直接聞かずに済みます
- 用件が、文字や録音で残ります。出るかどうかを、落ち着いて決められます
残る事(弱い所)
- 録音と、相手への知らせ: 機械が出ると、相手の声が記録に残ります。録音する事を相手に伝える作りかを、使う前に確かめる所です
- 聞き間違い: 声を文字にする時に、名前や用件を取り違える事が在ります
- 大事な電話の取りこぼし: 病院や学校など、連絡先に無い番号からの大事な電話が、後回しになる事が在ります
- AI をかたる詐欺: 米国の FBI は 2024年12月に、身内の声を AI で作って急ぎのお金を求める手口を挙げました
- 入口が電話ではない詐欺: SNS やメッセージから始まる詐欺には、電話の備えは届きません
Google は、通話スクリーニングの説明に「すべての迷惑電話とロボコールを検出できるわけではありません」と書いています。
機械が先に出る事で、被害がどのくらい減るかを示す公の数字は、当社は見つけていません。被害を減らす助けになる場合が在る、という所までです。
今日からできる事
設定の入口は、公の説明に在る範囲で書きます。機種や基本ソフトの版で、項目の名前が違う事が在ります。
- iPhone: 「設定」→「アプリ」→「電話」→「不明な発信者をスクリーニング」で「通話の理由を尋ねる」か「消音」を選ぶ
- Google Pixel: 着信の画面で「スクリーニング」を押す
- 家族・病院・学校などの番号を、連絡先に入れておく。入れた番号は、ふつうに鳴ります
- 固定電話: 防犯機能付き電話と、国際電話の着信の休止を調べる。機器に補助を出す自治体も在ります
- 迷ったら、いったん切る。相手の番号を自分で調べて、かけ直す
警視庁は、落ち着いていったん電話を切り、家族や知人に相談してから折り返すよう、呼びかけています。
FBI は、家族で合言葉を決めておく事を、手立ての 1つに挙げています。
よくある質問
Q. AI がこの記事を書いているのですか?
この記事は、AI エージェントが、下の出どころから書いています。突き合わせも、AI エージェントが行いました。載せるかどうかは、会社が決めています。
Q. AI に任せれば、詐欺の電話を防げますか?
防げる、とは言えません。先に出るのが機械になるだけで、見分けを約束する仕組みではありません。出るかを決めるのは、人です。
入口が SNS やメッセージの詐欺には、届きません。お金や個人の情報を求められたら、いったん切って、自分で調べた番号へかけ直してください。
Q. 当社は、これらの機能を使っていますか?
試していません。この記事は、公の説明に書いてある事をまとめた物です。使った感想や、効き目の数字は、書けません。
まとめ
- 令和7年の特殊詐欺では、最初の接触の 78.8% が電話だった(警察庁)
- 知らない番号に、機械が先に出て用件を尋ねる機能が、スマホに入っている。日本では、使える範囲に限りが在る
- 録音・聞き間違い・取りこぼし・AI をかたる手口は、任せた後も残る
- 決めるのは人。迷ったら切って、自分で調べた番号へかけ直す
出どころ(2026年10月7日に確かめたもの)
- 警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」(2026年6月5日)
- 警察庁の特殊詐欺対策のページ(防犯機能付き電話の導入・固定電話の番号表示と非通知拒否のサービス・国際電話の対策・警察庁推奨アプリ)
- 警視庁「警察官等をかたる詐欺」(更新日 2026年4月15日)
- Apple サポート「iPhoneで不明な発信者を管理する」(公開日 2026年9月25日)
- Google 電話アプリ ヘルプ「通話を応答前にスクリーニングする」
- 国際電話不取扱受付センターのページ
- 米国 FBI(IC3)の 2024年12月3日の注意の文(生成 AI を使う詐欺について)
- 番組: ABEMA Prime の公式の YouTube チャンネル、2026年8月2日公開。題に「案件詐欺」と在る回。読んだのは、題と説明欄だけです
機能の名前・使える国・料金は、変わる事が在ります。使う前に、それぞれの公式の説明を開いてください。
iPhone は Apple Inc. の、Google Pixel は Google LLC の商標です。これらの会社が、この記事を確かめた物ではありません。
当社が作っている物
当社は、「電話の受け答えシミュレーション」を作りました。知らない番号から電話がかかってきた場面で、AI の役が代わりに受け答えする様子を、文字と声で見る、Web の画面です。
本物の電話には、つながりません。あなたの電話に AI が出る物でも、電話を止める物でも、詐欺かどうかを判定する物でもありません。この記事に挙げた、スマホや固定電話の機能とは、別の物です。
画面の「AI」は、あらかじめ書いた文を出しています。場面は 6つの作り話で、警察庁などの公的な機関や、専門の人が、確かめた物・認めた物ではありません。登録なし・無料です。スマートフォンの実機では、確かめていません。
電話の受け答えを、画面で見てみる
知らない番号からの電話に、AI の役が代わりに受け答えする様子を、文字と声で見るシミュレーションです。本物の電話にはつながらず、詐欺かどうかも判定しません。登録なし・無料。
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