この記事の要約
- なぜ今か。作業と承認の一部を AI エージェントに任せ、1人で回せる範囲が広がったから。これは、当社の代表の考え
- 当社は、小さく戻せる試しの承認を、AI エージェントの部署に任せている。10月5日〜11日の履歴の記録は 839件(調べた事と、代表が決めた分も含む)
- 同じ 7日間の不具合の記録は 35件。確かめが抜けて、画面が約 26秒 エラーになった事も在る。お金を払う物や、消したら戻せない物は、先に代表が決める
- 弱点は、その 1人が動けなくなると、サービスが止まる事。備えは「分散化」だが、弱点は無くならず、当社にも、まだの物が在る
- 早く回せる事と、売れる事は別。当社のサービスの、外のお客さまからの売上は、9月末までの記録で 0件
目次
この記事は、1人で事業やサービスを作っている方と、これから 1人で始めようと考えている方に向けて書いています。
分かることは 3つです。1人だと、なぜ早く回せるのか。承認を AI エージェントに任せる時の線。1人が動けなくなった時の弱点と、備えです。
2026年10月12日 時点の内容です。「時代はソロプレナー」は、当社の代表の考えです。数字は、当社の社内の記録から取りました。ほかの会社と比べた数字では、ありません。
人を雇って大きくする進め方と、会社を作る手続きは、この記事では扱っていません。
ソロプレナーとは:1人で事業を作り、回す人
ソロプレナー(solopreneur)は、solo(1人)と entrepreneur(起業家)を合わせた言葉です。人を雇わずに、1人で事業を作って回す人を指します。
フリーランス(頼まれた仕事を受ける働き方)との違いは、自分の商品やサービスを持つ所です。どこで分けるかは、人によって違います。
当社のサービスづくりでは、決める人は、代表の 1人です。調べる・作る・確かめる・法務を見る、といった作業は、AI エージェントの部署が行っています。
AI エージェントは、指示を受けて、調べる・書く・直すを自分で進める AI のプログラムです。当社は、役割ごとに決まりの文書を分け、その 1つずつを「部署」と呼んでいます。
部署の動かし方は、別の記事に書きました。
サービスの売上 0 の会社が、AI エージェントの部署で 1件目を目指す記録(2026年10月5日)
この記事では、調べる・作る・確かめるを AI エージェントに任せて、1人で回せる範囲が広がった事を、「なぜ今か」の中身として扱います。
なぜ今なのか:公の数と、当社の記録
代表が挙げる理由は、こうです。1人で作ると承認が早く、PDCA を回しやすい。その承認の一部も、AI エージェントに任せられるようになった。
「いま、1人で働く人が増えている」と言える数が在るかを、公の統計で確かめました。
総務省統計局の就業構造基本調査は、2022年10月1日の時点で、本業がフリーランスの人を 209万人 としています。仕事をしている人(有業者)の 3.1% です。
この調査のフリーランスは、実店舗を持たず、人を雇っていない自営業の人か 1人社長で、その仕事で収入を得ている人です。農林漁業の人などは、含みません。
定義を読むかぎり、頼まれた仕事を受ける人も入る数です。自分の商品やサービスを持つ人に限った数では、ありません。
この調査がフリーランスを数えたのは、この回が初めてです。前の回と比べて増えたかどうかは、この数からは言えません。
「増えている」と数で言える材料を、当社は持っていません。「今」の理由として当社が出せるのは、当社の記録です。
- 作業の手:調べる・作る・確かめるを、AI エージェントの部署が行っている。10月5日〜11日の履歴の記録は 839件(代表が決めた分も含む)
- 承認:10月3日・6日・9日の 3回、代表が先に承認する物を減らした
- 売上:早く回せても、当社のサービスの、外のお客さまからの売上は、9月末までの記録で 0件
当社の記録が示すのは、「作業と承認の一部を AI エージェントに任せて回している」までです。前より広がったかは、比べていません。
「1人で売上が立つ時代になった」とは、示していません。
1人で作ると、承認が早い
代表の考えは、こうです。1人で作ると、決める人が 1人なので、承認が早い。承認が早いと、PDCA を回しやすい。
ここで言う承認は、作った物を外に出してよい、と決める事です。1人なら、ほかの人の返事を待たずに決められます。
PDCA は、計画(Plan)・実行(Do)・確かめ(Check)・直し(Action)を、くり返す進め方です。
承認を待つ間は、作った物が外に出ません。外に出ない間は、確かめの数字が取れません。承認を待つ時間は、そのまま、1周の長さに足されます。
人が何人もいる会社では、承認が遅くなる、という見方
代表は、人が何人もいる会社では、これがかなり遅くなる、と考えています。
理由として考えられるのは、次の 3つです。当社の整理です。人が何人もいる形と比べて測った数字は、持っていません。
- 承認する人が、何人もいる:1人ずつ、読む時間と、返事を待つ時間が掛かる
- 予定を合わせる:会議の日まで、決まらない
- 説明の資料を作る:決める人が現場を見ていないと、伝えるための作業が増える
人が何人もいる会社には、別の人の目が入る、代わりの人がいる、という強みが在ります。これは、下の弱点の節につながります。
承認の一部を、AI エージェントに任せる
1人でも、全部を自分で読んで承認していると、その 1人が、詰まる所になります。任せればアップデートが早い、というのが代表の考えです。当社は、承認の一部を、AI エージェントの部署に任せています。
当社の記録:承認を減らした経過
- 10月1日:代表が設計を確かめて、承認してから作る、と決めた
- 10月3日:設計書の承認をやめた。試す前に、気になる点だけを挙げる形に変えた
- 10月6日:外に出す文は、法務の部署が読む。結論に記録の裏付けが在れば、代表に聞かない
- 10月9日:選ぶ所は、部署が勧める案で先に進める。代表に聞くのは、大きな方針の変更だけ
法務の部署も、AI エージェントです。AI による点検で、弁護士の助言では、ありません。
7日間の記録の数
当社は、変えた事と調べた事を、1件 1行で、履歴の記録に残しています。10月5日から 11日までの 7日間に、AI エージェントの部署と担当が入れた行は、839件 です。
- 直した:375件
- 調べた:245件
- 設定:93件
- 公開:86件
- 決めた・止めた・消した・転送:合わせて 40件
1件の大きさは、そろっていません。字を 1つ直した行も、サービスを 1つ公開した行も、同じ 1件です。件数は、成果の大きさでは、ありません。
839件は、動いた量の数で、早くなった事を示す数では、ありません。代表が決めた分も入っています。承認を減らす前の数とも、比べていません。
代表が 1件ずつ承認していたら、どうなっていたかも、試していないので、分かりません。
AI エージェントに任せない物を、先に決めておく
承認を任せる時に、線を引いています。次の物は、先に、代表に確かめます。
- お金を払う物
- 外の人へ送る物(メールや、SNS の投稿など)
- 消したら戻せない物
- 料金や規約を変える物
- 法務の部署が「出せない」とした物
- 代表が前に決めた事を覆す物
任せているのは、小さく・無料で・戻せる試しです。線の外か中かで迷う物は、先に確かめる側に置いています。
早さの裏側:確かめが抜けて起きた不具合
早く回すと、確かめが抜ける事が在ります。当社の不具合の記録から、2つ 挙げます。どちらも 10月7日の夜で、外から見える画面に出た物です。
- 画面の下の欄に 1行を足す時の書き落としを、確かめずに出した。3つのサービスの全部の画面が、約 26秒、エラーになった
- 別の担当がファイルの全体を書き込み、前の形に戻った。1つのサービスで、74秒、送信が通らなかった
同じ 7日間(10月5日〜11日)の不具合の記録は 35件 です。10月12日に数えた時点で、29件が直してあります。1件の大きさは、そろっていません。
この後、10月8日に、決まりを 2つ 足しました。
- 同じファイルを直す担当は、同じ時に 1人だけ
- ファイルの全体を書き直さず、変える行だけを置き換える
作った担当とは別の部署が、利用者の目で確かめる段は、10月5日から在ります。この 2つの不具合より前からの決まりです。
別の目も、AI エージェントです。人が全部を読む段は、在りません。
弱点:その 1人が動けなくなると、サービスが止まる
代表が挙げる弱点は、1つです。その 1人が、交通事故などで亡くなったり、動けなくなったりすると、サービスが無くなる事です。
人が何人もいる会社なら、代わりの人が続けられます。1人の形では、決める人も、鍵(サーバーやドメインの管理に入る手段)を持つ人も、支払いをする人も、同じ 1人です。
止まる物を、4つに分けました。1人の形についての、当社の整理です。当社の規約や表記の説明では、ありません。
- 判断:AI エージェントは、決める人がいないと、線の外の事を進められない
- 鍵と権限:サーバーやドメインの管理に入れる人が、いなくなる
- 支払い:サーバーやドメインの料金が払われないと、期限で止まる
- お客さま:前払いの利用料の扱いや、記録の持ち出しを、手続きする人がいなくなる
備え:1人に集めず、分散化しておく
代表の考えは、分散化していれば問題が無い、という物です。この記事での分散化は、1人に集まっている物を、分けて置く事を指します。
- 手順を、頭の中から文書へ:役割と決まり、変えた事の履歴、戻し方を、読める形で残す
- 鍵と権限を、1人から 2か所へ:引き継ぐ相手と、渡し方を、先に決めておく
- 動かす所を、人から仕組みへ:人が押さなくても動く部分を増やす
- お客さまの側に、出口を:止まった時に、記録を持ち出せる形にする。前払いを長くしすぎない
前の節の 4つのうち、「支払い」に当たる備えは、この 4つの中に、書けていません。
暗号資産の世界にも、分散化という言葉が在ります。制御と実行を、中央の 1つの所から離す、という考え方です。1つの所に頼らない点は、同じです。暗号資産を勧める話では、ありません。
分散化しても、残る物
文書が在っても、それを読んで続ける人が要ります。鍵を 2か所に分けると、漏れる口も 2つに増えます。分散化は、弱点を小さくする物で、無くす物では、ありません。
当社で、在る物と、まだの物
在る物は、部署ごとの役割と決まりの文書、変えた事の履歴、不具合の記録、サービスごとの戻し方の手順です。
まだの物も、在ります。代表が動けなくなった時に、だれが引き継ぐかの決まりは、この記事を書いた担当が探した範囲の記録には、在りませんでした。
鍵と権限の持ち方の中身は、守りに関わるので、この記事には書いていません。
よくある質問
Q. 1人なら、だれでも早く回せますか?
承認が早いのは、形の話です。作る力と、確かめる仕組みは、別に要ります。当社は、そこに AI エージェントの部署を使っています。
早く回せる事と、売れる事も、別です。当社のサービスの、外のお客さまからの売上は、9月末までの売上の記録で、0件です。
Q. 承認は、全部 AI エージェントに任せてよいですか?
当社は、全部は任せていません。お金を払う物、外の人へ送る物、消したら戻せない物などは、先に代表が決めます。
任せた範囲でも、確かめが抜けた不具合が起きました。任せる範囲と、別の目で確かめる段を、一緒に決める形にしています。
Q. AI がこの記事を書いているのですか?
この記事は、AI エージェントが、社内の記録から書いています。数字と記録の突き合わせも、AI エージェントが行いました。載せるかどうかは、会社が決めています。
「時代はソロプレナー」と、承認・弱点・分散化の考えは、代表の言葉がもとです。
Q. ソロプレナーについての、ほかの記事は在りますか?
2本 在ります。1人で作って運営している人のサービスを、AI エージェントに探させた記録と、AI でアプリを作る時の進め方です。
AI エージェントでソロプレナーのサービスを探す方法:検索 10回と取得 48回の記録から、見つかる道と確かめの限界
1日 2時間の会社員が AI でアプリを作る方法:小さく作り、投票で直す順番を決める
まとめ
- 1人で作ると、決める人が 1人なので、承認が早い、というのが代表の考え。当社は、ほかの形と比べて測っていない
- 当社は、承認の一部を AI エージェントに任せている。お金を払う物・外へ送る物・消したら戻せない物は、先に代表が決める
- 早さの裏側で、確かめが抜ける。別の目で確かめる段を、一緒に置く
- 弱点は、1人が動けなくなると止まる事。分けて置いても、無くならない。当社も、だれが引き継ぐかの決まりは、探した範囲の記録に無かった
使った数字の出どころ(2026年10月12日の 13時台に数えました)
変えた事と調べた事の履歴の記録:10月5日〜11日の 7日間に、AI エージェントの部署と担当が入れた行。機械で自動に拾った行は、数えていません
不具合の記録:同じ 7日間に見つけた件数と、10月12日の時点の、直した・開いたままの数
代表の言葉の記録:10月1日・3日・6日・9日・12日
売上の記録:2026年9月末まで
言葉の説明:ethereum.org の用語集(2026年10月12日に開きました)
公の数の出典:「統計Today No.197 基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方」(総務省統計局・2023年9月14日)。2026年10月12日に利用しました。
文書の場所(字だけ):www.stat.go.jp/info/today/pdf/197.pdf
令和4年就業構造基本調査の結果です。数は、この文書の字のまま、定義の説明は、当社が言い換えた物です。総務省統計局が作った文や、確かめた文では、ありません。
アプリ横丁
AI エージェントの部署が、作ったり直したりしている Web アプリを、見てみたい方へ。
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